フィラリアとは
犬の病気として有名なフィラリアですが、ペットくすりではこのフィラリアの予防薬も取り扱いがあります。予防薬であるものは、発症してから効果があるものではないことを注意してください。
犬の命も危険になるフィラリアは蚊が媒体となって起こる病気です。蚊に刺されないようにすることは、とても難しいので、予防薬を服用することで、防ぐしか方法がないでしょう。
蚊は、今の日本では5月から12月まで活動します。フィラリアの感染が最も活発になるのは7月から9月の夏の時期です。フィラリアに媒介された蚊に刺されることで感染してしまいます。
最近では、温暖化の影響で、蚊の活動期間が長くなり、日本でもフィラリアにかかるペットの数が増えてきているようです。
フィラリアに媒体されている蚊に刺されすぐに、症状が出ることはありませんが、数か月後にペットの心臓や肺動脈に寄生して成長を続けます。
ペットが起こすフィラリアの習性としては、目に見えて表れるものでは、血尿をする、栄養障害を起こして抜け毛が極端に増えるなどがあります。それ以外には、咳をする、食欲がなくなる、散歩をしなくなるなど元気がなくなってきます。
蚊に刺されるタイミングにもよりますが、ペットに症状が表れるのは逆算すると10月から2月ごろが多いようです。