フィラリア薬の効果
春先からかが出てくると、ペットのフィラリア予防が心配になってきます。予防薬は今ではペット薬などで購入することができるようになりました。フィラリア薬の効果はどのようになっているのかがわかりにくいので詳しく説明します。
まず、フィラリア薬は予防薬であるために、発症してしまった症状を治療するものではありません。投与することで、体内に侵入したフィラリアの幼虫を駆除するものです。フィラリアの幼虫は心臓や肺動脈で成虫となります。フィラリア薬では幼虫しか駆除することができないので、この状態になるとお手上げです。
ほとんどのフィラリア薬の効果は1か月間です。服用することでこの間は幼虫の駆除ができます。薬の効果が切れるころのもういとど投与することが必要になりますが、予定を決めておけばそれほど難しいことではないでしょう。
たったこれだけのことでフィラリアを予防できるのだからとても便利なものだといえるでしょう。フィラリア薬がない頃は、フィラリアにかかるともうあきらめるしかありませんでしたが、今ではペットを家族のように接する人が増えてきていることもあり、フィラリア薬はなくてはならないものではないでしょうか？
もちろん予防薬ということで、健康な状態のペットに服用させるために、目に見えて薬の効果がみれるものではありません。
